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ちょっと沖縄まで

2019.12.04槇島 藍

親戚の那覇マラソンの応援で沖縄にいってきました。半年前からLCC航空券を予約して、ずっと行くことを楽しみにしていたからか、前日「楽しみにしすぎて眠れない」をやってしまいました。かなり寝付きのよい自分は、おそらく予備校時代の「明日からの美大浪人生活が不安すぎて眠れない」以来の眠れない日。何年ぶりかしら。

お世話になったのは、ベリーダンサーのmelekさんがお爺様から受け継いだマンスリーマンションです。すごく素敵な所で、とくに自由に出入りできる屋上が最高で、空が近い場所で海もみえて、身体が緩んで、気持ちがよくってほっとしました。

>meleponoapartment
http://melepono.strikingly.com

melepono apartment桃原(マンスリーマンション)は、那覇市首里の高台にあるヴィンテージマンションの最上階の一室です。撮影スタジオ、レンタルスペースとして使用できます。

沖縄、まだまだ20度台の気温でからっとしていて気持ちよく。私は沖縄のイメージは、赤や青や黄色の原色や南国の濃い色味が生活にはいってるのかと思ってました。建築とか織物とかのイメージで、アジアの、力強い色彩なのかな、と。

でも今回いってみて沖縄には、ものすごく明るい色のハーフトーンが多いことがわかりました。白壁の家も多いしグレーの色身が多い。薄いピンクとかミントグリーンとかブルーグレーとか。海もキリっとしたエメラルドグリーンとか、イメージはそうだったのだけど、実際は暖色を混ぜて色温度もっとあげた感じというか(説明、、わからなくてすみません)。

空の色は夕方頃、黄色とパープルが混じる色になっていて、琉球紅型とか特有の色彩感覚はここからなのかなとか、妙に納得しました。

むかし滞在制作でお世話になった場所場所で思っていたのは、ほんとに普通のことで、土地は面白い、でした。そこにある地形による気温差や、生えてる植物や、鉱物、食べている物、でてくる言葉、水の流れ、音。が、その場所にいる、その人をつくっているので、そういう土地固有の色彩を、身体を通してみていきたい。