アトリエ・アオ 7月のレポート
2020.07.23槇島 藍
7月のアトリエ・アオの小学生クラスと幼児クラスのレッスン、前半は「向日葵を描こう」をおこないました。
今回は小イーゼルにカルトンをたてかけて、花瓶に生けた向日葵をよく観察して、かたちや色をみながら、大きな筆で描いていきます。
薄墨をつかってデッサンをしていきます。線がかたちをはみ出しても、まがっても、墨がたれてしまっても大丈夫。
どんどんお花を描いていきます。
薄墨から濃墨に切り替えて濃淡をつくり、白黒でかたちがとれたら、絵を乾燥させて絵の具に挑戦します。
思い思いの色をだして、夏らしい、とても元気な作品がそろいました。
さいごまでよく頑張って描いていました。大好きな色の重なりがとっても素敵ですね。
向日葵のモチーフのちかくに寄って花びらや葉っぱをよく観察して描いていました。
丁寧に花瓶や花の細かな特徴をとらえています。つるっとした瓶の質感もよくみていますね。
色もかたちもよくみて綺麗な色をだしています。途中から花の色を好きにぬっていいんだ!とハッとなっていたのもよかったですね。
細かいところまでよくみて、観察して、上から描く色も混色をして工夫をこらしてかけています。
パワフルで向日葵の生命力を感じてよく描けています。どんどん手が動いて面白く描いているのがとてもいいですね。
瓶にはいってる茎や花の色をよくみて描けています。墨の色とひびきあってとてもいいですね!
それぞれのみているお花の色や瓶の特徴が、作品のなかで、元気な色とかたちに反映されていて、みていて、とっても楽しかったです。
大きな白い紙の前は、はじめは緊張するかもしれないけれど、エイッと思って、どんどん描いていく気持ちを大事にしてほしいです。