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むかしの漫画

2013.06.09槇島 藍
友達と、自分のいままでの人生のなかでベスト3冊の、本をあげるとしたらどれ?
という雑談をしてて小説の場合と、漫画の場合を考えてたら、面白かった。

思い返してみて、小学生のとき大好きだったむかしの漫画が
土田よしこ「つる姫じゃ~!」と、室山まゆみ「あさりちゃん」と、たちいりハルコ「パンク・ポンク」でした。あさりちゃんはいまも続巻があるのかな。

どれも小学生むけの少女ギャグ漫画、で、もう、ああ、そういう年齢になってしまったなあ、というような、女特有の愚痴ですけども、少女ギャグ漫画の日常って今の小学生女子にも通用するのかな~。

つる姫やあさりちゃん、ボニーちゃんは男子に喧嘩で負けなくて、というか、つる姫とかきわどい乱暴者で、給食が好きで、好奇心がつよくて(毎回マイブームがあったりする)正義感があり、友情にあつくて、調子にのってハイになったり、悲しんだり、怒ったり、喜んだり。たあいない、くだらない、毎日のなかで、笑いの要素がそこにたくさん含まれている。

いまの少女たちのラメ入りっぽさというか、キラキラ全能感や、かわいさが全てみたいな世界、な感じがちょっと、、もうすこし、くだらない、なんの実にもならない、子供の時間を過ごしていいんですよ、って思います。
もちろんその世界にもあらゆる示唆があるとはいえ。そのさきもずーっとそんな世界観だと飽きちゃうだろ、って思うけど。
作る側のおとながどうにかして工夫できないのでしょうかね。
どうなんでしょうね。